キラキラパルク増田西(KPM)が、毎年夏休みに開催している「ガサガサ体験」は、今年度から水生生物観察会として名取市の委託事業となりました。
吉田良はKPMが設立されて間もない平成28年に、当時のメンバーからお誘いを受けて会員として参加させていただきました。
ガサガサ体験は、その当時から続いているKPMの主要な行事の一つで、参加する児童生徒が増田川の浅い場所に入り、網などを使って水生生物を捕獲するイベントです。
当初は8月3日の開催を予定し、宮城県仙台土木事務所にもご協力いただき、川辺の草刈りを実施していただきました。

草刈りの職人さんたちには、猛暑の中で開催日までに間に合わせていただきました。
ところが、前日の夕方に大雨が降ってしまい、会場の増田川の水量が増加したため、延期が決断されたのでした。

参加希望者に対し、延期となった旨の連絡をしました。
運営スタッフとしては、延期日である8月11日が天候に恵まれることを願うばかりでした。
そのようにして迎えが8月11日。
天候は悪くありませんでしたが、ここ数日で降った雨の影響で増田川の水位が高く、川に入ってのガサガサは見送ることとしました。
そのかわり、水生生物を研究する講師が、あらかじめ仕掛けた網で水生生物を捕獲していました。

結果、22種の水生生物を捕獲することができました。
ウナギ科は二ホンウナギ。
コイ科はコイ(飼育型)、ゲンゴロウブナ、キンブナ、カネヒラ、タイリクバラタナゴ、オイカワ、ウグイ、モツゴ、ビワヒガイ、タモロコ、カマツカ、ツチフキ、ニゴイ。
ナマズ科はナマズ。
アユ科はアユ。
ボラ科はボラ。
メダカ科はミナミメダカ。
スズキ科はスズキ。
ハゼ科はシマヨシノボリ、ウキゴリ。
特に特大サイズのナマズとコイに、参加した児童たちは大興奮でした。

世代をこえて、これからも増田川の環境を守る活動を継続していきたいと思います。









