名取市図書館が友の会「なとと」と共催で毎月最終金曜日に行っているナイトライブラリーに、癒しの動物アーティストのシートン大友さんが出演されました。
シートン大友さんの作品に初めて触れたのは、仙台市内の喫茶店で開かれた個展で、一目見て特徴ある作風に魅了されました。
次に、出席したあるパーティにシートンさんがゲストとして招かれ、誰もが知る動物たちの知られざる一面を聞かせていただくとともに、どんな動物の絵でもリクエストに応えてその場で描くという実演を目の当たりにし、豊富な知識と高い技量に感動しました。
お隣の岩沼市に在住されているご縁もあり、ナイトライブラリーへの出演が決まったと聞いて、すぐに参加を申し込み、作品に触れる3回目の機会を頂くことになりました。
まずはパンダ、ライオン、ゾウ、キリン、カバ、サイ、ゴリラなど、よく知られた動物についてトークが行われました。
休憩をはさみ、リクエストに応えて動物の絵を描く実演の時間となりました。
会場の参加者から、私は知らない犬の種類など色々なリクエストが出されましたが、シートンさんはマイクで常に説明を行いながら、黒いペン一本を使って見事に描いていきました。
一つ仕上がるごとに大きな拍手が沸き起こりました。
終了後、疑問に思ったことを直接伺ったところ、走っているところやジャンプしているところなどどのような姿でも描けるし、空想の動物でも描けるとお話しされました。
断られるのを覚悟で「ユニコーン(一角獣)」をリクエストしたところ、かわいらしく描いてくださいました。
なお、仮にユニコーンが実在したとしても、大きな角に栄養分の多くが取られてしまうため、生きることはできなそうです。
シートンさんが描いた素敵な作品の数々はホームページでも鑑賞できますので、興味のある方はぜひご覧ください。