今年も残りわずかとなりました。
増田神社奉賛会の皆様と、正月を迎えるための準備として、清掃や飾り付けを行いました。
増田神社奉賛会は、増田神社を深く崇敬する地元有志によって構成され、祭典がとどこおりなく斎行される環境をととのえるために奉仕する集団です。
平均年齢は上がってきていますが、今年は最年少の新人が新たに入会しました。
市内の山から調達してきた笹を使い、社殿の埃を払うのは毎年恒例のことです。
お参りの際に鈴を鳴らすために垂らされている紅白の綱も手作りです。
赤いさらしを2本、白いさらしを1本、それぞれ右回りによじってひもを作ります。
それぞれ全体がよじれたら、それら3本のひもを組み合わせていきます。
3本のひもそれぞれに逆向きの力が働くため、簡単にはほどけない強い綱が出来上がります。
鳥居と社殿に大注連縄を取り付けます。
注連縄は事前に館腰神社の氏子さんたちとともに作成したもので、取り付けの直前にしめのこや紙垂を飾ります。
高い所での作業であるとともに、同時に複数人が行う作業でもあるので、要領を知った者同士で協力しながら進めます。
かなり長く作られたので、取り付けてから調整します。
手水舎も清浄に洗い清め、注連縄を張ります。
幟旗の取り付けも慣れが必要です。
慌てて作業すると、立ててから通し忘れが見つかり、やり直しとなることがあります。
幟を立て、しっかり固定して完了です。
正月は毎年たくさんの初もうで客でにぎわいます。
そうした皆様が気持ちよく参拝できるよう、また幸せな年が訪れるよう、奉賛会として心をこめてご奉仕しました。
有志で直会を行い解散。
奉賛会の皆様、大変お疲れ様でした。